挽いたコーヒー豆の粒の大きさのことを粒度(りゅうど)といいます。粒度が小さい状態(細挽き)になるほど表面積が広くなり、お湯と接触する面積が拡大するため、色も味もよく抽出されます。

極細挽き
極細挽きは最も粒度が細かいです。
砂糖に例えると「上白糖」みたいなパウダー状。
エスプレッソやターキッシュコーヒーに適している。
細挽き
グラニュー糖と上白糖の中間ぐらいです。
ウォータードリップ(水出し)に用いられることが多いです。
その他、練乳と混ぜるのが特長のベトナムコーヒーも細挽きに。


中細挽き
ざらつきのあるグラニュー糖のような感じです。
一般に市販されているレギュラーコーヒーはこの挽き目であることが多いです。
コーヒーメーカーやペーパードリップに適しています。
中挽き
ザラメとグラニュー糖の間ほどの粒度です。
サイフォンやフレンチプレスに適しています。
時間の長さを考慮して、接触面積がより小さい中挽きを使用します。


粗挽き
ザラメほどの粒の大きさです。
アウトドアなどで手軽にコーヒーを淹れられるパーコレーターなどに適しています。
粒度が粗いものは、苦味が少なめな分、酸味が出やすくなるのが特長です。

美味しいコーヒーの淹れ方
1.ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れます。
2.ドリッパーをカップやサーバーの上にセットします。沸騰したお湯で、カップやサーバーを温めます。
3.抽出のための適温(約90度)になるのを待ちます。
4.コーヒー粉に、少量のお湯を優しく注いで蒸らす(約30秒)
5.蒸らし後、約3回に分けてお湯を注ぎ抽出して、完成です。